脳・心臓疾患や体調不良など、ドライバーの健康に起因する事故や事案が増加傾向にあり、この原因として、近年の少子高齢化や人手不足などを背景とした中・高年運転者の増加と健康管理への意識不足、また健康診断後の有所見者やハイリスク者への対応の不徹底などが挙げられます。
　トラック運送事業者や運行管理者等が、トラックドライバーをはじめとする従業者に対して、より適切な健康管理指導が実施できるよう、トラック運送事業に特化した本マニュアルについて、以下の点について改訂されましたので、お知らせいたします。
　なお、マニュアルデータは以下のHPよりダウンロードが可能となっておりますので、必要に応じて印刷等によりご活用ください。

令和２年４月改訂版からの主な変更点
　・掲載データの更新
　・健康に関する法改正の追加
　・高齢ドライバーの健康管理について追加
　・点呼時に行う健康チェックについて感染症対策等追加
　・別冊「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル（概要版）」を追加掲載

「トラック運送事業者のための健康起因事故防止マニュアル」（令和４年５月改定）【全ト協】