冬期間における道路交通の安全確保に関するお願いについて
このたび、福井県トラック協会から、冬期間の積雪に伴う道路交通の安全確保に関して要請がありました。
福井県では冬期間、特有の気象条件や道路状況の変化等により毎年交通事故や路上トラブルが多発しており、特に、平成27年2月10日未明の大雪では、短時間での積雪に加え、冬用タイヤやチェーンを装備していなかった大型トラックなどがスリップにより走行不能を起こしたことを原因として、北陸自動車道や国道8号線で多くの自動車が立ち往生する交通渋滞を招きました。
同県の道路状況は主要道路の集中や迂回道路が少ないこと等により、一度渋滞が発生すると国民生活と産業活動および道路交通に大きな混乱を生じることになります。
今冬の北陸地方の気象予報は、気温が低く降雪量も多くなる可能性があると発表されており冬期間の安全確保が一層困難となることが予想されます。
つきましては、冬期間の安全確保のため、同県内における交通に限らず、下記事項について周知徹底のほどよろしくお願いいたします。
記
1. 積雪寒冷地を走行する場合には、冬用タイヤを早めに装着してください。
2. 摩耗した冬用タイヤは、新品への履き替えをしてください。
3. 大型トラックでは、タイヤチェーンおよびダブルチェーンを携行してください。
4. スコップ等除雪用資材を携行してください。
なお、全日本トラック協会のホームページにおいて、「雪道対策について」の記事が掲載され、リーフレットのダウンロード等が可能となっていますので、ご活用ください。