新型コロナウイルス対策と点呼について(物流業における感染対策)
新型コロナウイルス感染拡大を受け、点呼時におけるアルコール検知器使用等についての問い合わせが増えておりますが、当該問合せに関し、静岡運輸支局に確認した結果および「新型コロナウイルス感染症対策下におけるアルコール検知器の取扱いについて」(国土交通省自動車局安全政策課長)をお知らせいたします。
従業員に感染者が出た場合は静岡運輸支局(電話:054-261-1191)までご連絡くださいますようお願いいたします。
質問内容 | 回答(静岡運輸支局への確認結果) |
点呼時にアルコール検知器を使用しなくても良いか? | 通常どおりアルコール検知器を用いて実施することが必要です。点呼時に使用するアルコール検知器を介しての感染を防止するため、機器(特に呼気吹き込み部分)の消毒を徹底するほか、呼気吹き込みストローの適正な管理・廃棄処理に努めて下さい。 |
感染予防のため点呼自体を実施しなくても問題ないか? | 通常どおりの実施が必要です。 ただし、感染予防のため適切な距離にて実施するよう注意して下さい。 |
「新型コロナウイルス感染症対策下におけるアルコール検知器の取扱いについて」(自動車局安全政策課長) | |
アルコール検知器の除菌について | アルコール検知器を介しての感染に関し、新型コロナウイルスのみならず他の感染症については、ストローを使用者ごとに取り替える等により、使用者同士で直接的に接触しないことから、感染する可能性は極めて低いと考えられます。このため、アルコール検知器を除菌することや、車両に備えられている携帯型アルコール検知器を活用する等複数の検知器を使用すること等により感染防止を徹底することも一案です。除菌に際しては、機器によって適切な除菌方法が異なることから、自社で使用する検知器のメーカーに問い合わせることが適当です。 |
アルコール検知器の誤検知の防止について | 手指や検知器をアルコールで除菌した直後にアルコール検知器を使用すると、揮発したアルコールにより誤検知する可能性があることから、必要に応じてアルコール検知器協議会の作成したチラシを参考にすること、除菌後一定時間を置いてからアルコール検知器を使用すること等の措置を採ることが適当です。 |
また、東京商工会議所より 、 産業医有志グループ(今井・櫻木・田原・守田・五十嵐)が作成し、厚生労働省新型コロナウイルス対策本部クラスター対策班・和田耕治先生(国際医療福祉大学・公衆衛生学教授)のサポートを受けた、「企業向け新型コロナウィルス対策情報 第6回 物流業における感染対策」 が配信されましたので、アルコール検知器協議会(各検知器メーカーへのリンクあり)と併せてリンクを記載いたします。
▽東京商工会議所 企業向け新型コロナウイルス対策情報「第6回 物流業における感染対策」