休憩施設における大型車駐車マス拡充について
東日本高速道路㈱、中日本高速道路㈱、西日本高速道路㈱は、高速道路の休憩施設において顕在化している大型車駐車エリアの混雑に対し、大型車駐車マスの拡充を進めています。
駐車エリアの課題として、平日夜間における大型車の混雑による駐車マスの不足状況が発生しており、例えば、東名海老名SA(上り)においては、平日の夜間を中心に、8時間以上の長時間駐車が約6割を占めており、1台による駐車マスの占有時間が長くなっています。また、大型車マスに普通車が駐車する、不適切な駐車マスの利用のため、本来駐車できる車両が駐車できない状況が発生しております。
2021年度においては、大型車マスの拡充を図り、例えば、東名足柄SA(上り)において、大型車駐車可能台数を約1.3倍に増やし、平日夜間の大型車マス不足が緩和されました。また、一部休憩施設においては、SA全体の大規模な更新に合わせエリア内のバリアフリー化、駐車マスの拡充、および休憩施設のレイアウトを抜本的に変更することで利便向上を図る等、休憩施設の整備を行っています。
今後、2022年度から2024年度までの3か年で大型車マスのさらなる拡充を計画しています。
駐車マスの拡充数と休憩施設に係る詳細な実績および2022年度に計画している拡充数と休憩施設については、別添資料をご参照いただき、拡充した休憩施設を積極的にご活用ください。