会員事業者の皆様におかれましては、日頃より従業員の熱中症対策に各種対策を講じていることと存じます。

　しかしながら、例年、夏季を中心に熱中症の発生が相次ぐ中、職場においても熱中症が多数発生しており、重篤化して死亡に至る事例も跡を絶たない状況にあることから、業界、事業場ごとに対策に取り組んでいるところです。

　また、本キャンペーンにおいても、労働災害防止団体や関係省庁とも連携し、職場における熱中症の予防に取り組んできました。

昨年1年間の職場における熱中症の発生状況（1月13日現在の速報値）を見ますと、死亡を含む休業4日以上の死傷者は805人、うち死亡者は28人となっています。

業種別では、死傷者数については建設業172件、製造業144件となっており、全体の4割がこれら2つの業種で発生しており、運送業においても126名と予断を許さない状況となっております。

　このようなことから、令和５年においても実施される本キャンペーンに積極的に取り組んでいただけますようお願いします。

1　実施期間

令和5年5月1日から9月30日までとする。

なお、令和5年4月を準備期間とし、7月を重点取組期間とする。

2　主唱者

厚生労働省、中央労働災害防止協会、建災防、陸災防、港湾災防、林災防、日本労働安全衛生コンサルタント会、全国警備業協会

3　協賛

日本保安用品協会、日本電気計測器工業会

4　後援

関係省庁

5．その他

　取組み事項等詳細は、実施要領をご確認ください。

　※実施要領等詳細はこちらより（厚生労働省HP）よりダウンロード可能です