トラック情報4月号(No235)
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年齢19 被災者は当日午前3時2分頃に本社営業所をトラックで出発し、当該事業場の物流倉庫のほか複数の事業場で荷積みしたのち、荷主先に向けて国道を走行中、交差点で信号待ちをしていた別のトラックに追突した。これにより被災者は全身の多発外傷で死亡した。 大型貨物自動車(低床平ボディ車、最大積載量14.3t)の荷台に荷積み後、被災者が一人にてシート掛け作業を荷台の荷上で行っていたところ、荷のフレキシブルコンテナバッグ(丸型1t用、実重量約500㎏)二段積みの一段目より転落し、頭部を約2.5m下のアスファルト床面に強打した(推定)。フレコンバッグ一段目の上に被災者が履いていた長靴の片方が残置。保護帽と安全帯未着用。 被災者はミキサー車を運転して建設現場に向かっていたところ、中央分離帯を乗り越えて横転し、反対車線を走行していたトラックと衝突したもの。トラックの運転手は軽傷(休業1日)であった。 高さ3.6mの位置まで上げられたフォークリフトの爪(パレット付)上で重さ1tのフレコンバックの下敷きになっている被災者を取締役営業部長が災害発生推定日翌日の午前8時に発見した。同部長によると、災害発生推定日は祝日のため事業場は休日であり、被災者に対し、休日出勤等も命じていないとのことであった。一人作業であったことから詳細な災害発生状況は現時点で不明である。(注) 後日、内容については、削除又は記載内容を修正する場合があります。令和6年2月7日現在 陸災防調べ陸運と安全衛生№660より災害の概要経験年数作業内容シート 掛け作業フォークリフトによる荷役作業1月29日交通事故(道路)トラック男7013墜落、 転落1月26日1月16日交通事故(道路)トラック男6940ミキサー 車の運転1月8日崩壊、 転倒トラック男639荷姿の物男518死亡災害の概要(一部抜粋)発生月日事故の型起因物性別

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