トラック情報4月号(No235)
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7全体研修会を開催(青年部会)K-mixラジオ特番の企画・出演(青年部会)青年部会(遠藤太朗部会長/興津貨物自動車運輸㈱)は3月8日、静岡県トラック会館において全体研修会を開催しました。本研修は、部会員の成長を目的に例年部会独自で企画しているもので、今年度は間近に迫る2024年問題を題材に研修会を企画。当日は31名の部会員が参加しました。冒頭、遠藤部会長から「2024年問題に適切に対応できるよう、本日の研修を通じて学びを深めていただきたい。」と挨拶がありました。続いて、地方適正化事業委員会の渡邉委員長(㈱アトランス/代表取締役)が登壇。「本研修会を各種法令に適切に対応するための社内整理の一助にしてほしい。」と述べ、さらに各種メディアで2024年問題が報道されていることに言及。「荷主側の理解が進む今が運賃交渉の大きなチャンス。ドライバーの待遇向上のためにも引き続き、運賃交渉や生産性向上に取り組んでほしい。」と挨拶がありました。研修会では、静岡県トラック協会適正化事業部の宮入学係長が講師を務め「適正化指導員から見る2024年問題」をテーマに、適正化実施機関の概要や行政監査の対象となる事例を解説。部会員から寄せられた個別の質問にも回答しました。宮入係長は「巡回指導は監査ではなく指導・アドバイスである」と強調し、「本日の研修会で終わりではなく、今日から皆さんとの関係が始まると思っている。疑問や相談があれば適正化指導員を頼ってほしい。」と部会員に呼びかけました。本研修会は、部会員の業務知識の向上と、2024年問題に対する具体的な対応策の理解を深める有意義な機会となりました。青年部会(遠藤太朗部会長)は3月16日、新静岡セノバから公開生放送でK-mixラジオに出演しました。この活動は、トラック運送業界の魅力と重要性を一般市民に広く伝え、業界のイメージ向上を図ることを目的としており、2年前に同部会が独自で企画・実施したものが、今年度から県ト協の広報事業に昇格したもの。当日は、「K-mixらじコン静岡県トラック協会青年部会スペシャル」と題して、久保ひとみ氏を含む県内で人気のパーソナリティが番組を進行。和やかな雰囲気の中で約2時間にわたる特番が生放送されました。青年部会からは遠藤太朗部会長(興津貨物自動車運輸㈱)、田村高之副部会長(㈲田村運送店)、萬年康聖役員(㈱アトランス)の3名が出演し、青年部会の概要、トラックの歴史や業界の概要を解説するとともに、自身の経験を交えながら運送業界やトラックドライバーの魅力について熱く語りました。遠藤太朗部会長は「物流の2024年問題の解決に向けて日々各社が努力している。青年部会は物流を利用する皆さんと一緒に、物流の2024年問題の解決に向けて“物流新時代”を作っていきたい。」と力強く語りました。放送を通じて、リスナーからトラックドライバーへの日ごろの感謝や賞賛の声が多数寄せられるなど、業界のイメージと認知の向上に寄与する非常に有意義な事業となりました。

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